PARIS 『Hotel Ritz』
パリ 『ホテル リッツ』
「エスパドン」はホテル本体と一緒に二年がかりの大改装中。
2014年の夏には再開されるようで楽しみです。
(日本で言えば「ロオジエ」の二年以上かけた新築開業といったところでしょうか。)
現在「エスパドン」のシェフはMichel Roth氏(MOA保持者・ボキューズドール優勝者)
2013年の「ゲランドの塩生産者組合」からの年賀状と一緒にルセット「サーロインのグリル、ゲランドの塩とカラフルヴェジタブル」が届いていました。
(マリネに醤油をメインにしているのにはびっくりです)
当時(1993~4年ころ)エスパドンのメニューはいただけなかったのでRitzの事にします。
ここに泊まるのは「ヘルスクラブ」でタラソ・スパのケアを体験するのと、マネジャーとミーティングをする為でした。
この時も「カンボン通り」を見下ろす部屋です。日の当たらない、スパイが身を潜めているような気分になる、妙に落ち着く部屋です。シャネルの本店のはす向かいにあたります。
さて、事件は定点観測(ここではフォション、エディアール、オスマンのデパート等など)から戻って一休みと、ベッドに横になると、頭に何か硬いものが・・・良く見ると「まち針」が枕に刺さっていました。ムム、スパイを狙った「毒針」か!人違い殺人か?英国風ミステリーの展開でしたが、クレーマーの様に騒ぐわけにもいかず、とりあえずルームサーヴィスに連絡すると、二人のメイドさんがやってきて「枕カヴァーの交換のときに針を取り忘れたのだ」といってました。もう一度出かけて戻るとRitzブランドのシャンパンが置いてありあました。
マ、いいか。で、いただいて帰りました。
ダイアナさんの部屋ではこんなことはないでしょうね。
ココ・シャネルは30年以上ここで暮らしたそうですから一度くらいはあったかな。