2012年7月30日月曜日

お宝公開!その1 メニュー編 (8)『chez la Mere Purcel』 DINAN『メール・プールセル』 ディナン

丁寧に書かれた、読みやすい手書き。Bretagne(ブルターニュ)編 その4
「chez la Mere Pourcel」 DINAN
「メール・プールセル」 ディナン

【1995~1996年頃】
まだブルターニュです。タラソテラピー、海藻を追ってブルターニュ海岸沿いに20数年。ディナンは少し内陸、木造の古い建物が残る町のひとつ。石造りが多いブルターニュでさらに古い木造、なぜか懐かしい町の一角。観光客も多いこの町に、こんなレストランありました。手書きのメニューにそそられて戴きました。価格はまだフランの頃です。

<次回予告>
「La Cotriade」 RENNES
レンヌ 「ラ コトリアード」
表紙は、ご自慢の木造の姿を残しています。建物は本当に曲がっています。画家は「Yann Le Francois」とあります。
表紙は、ご自慢の木造の姿を残しています。建物は本当に曲がっています。画家は「Yann Le Francois」とあります。
丁寧に書かれた、読みやすい手書き。丁寧に書かれた、読みやすい手書き。シェフは「Jean luc Danjou」とあります。左ページはシェフお勧めのメニューで、シンプルながら、そそるような工夫がみてとれます。
例えば肉料理では「バルバリ・カナルの細切り、熟成ワインビネガーと蜂蜜のソース。
リドヴォウのミルフィーユ、かに身、プチギャレット添え」といった具合です。
左ページには「グルマン・メニュー」2種と「軽いメニュー」が挟み込んであります。
左ページには「グルマン・メニュー」2種と「軽いメニュー」が挟み込んであります。
「軽いメニュー」の表
「軽いメニュー」の表
「軽いメニュー」のなか
「軽いメニュー」のなか
更に開くと・・・「お任せメニュー」があります。
更に開くと・・・「お任せメニュー」があります。
裏表紙には店名、住所、telがあります。まだ健在なのだろうか?
裏表紙には店名、住所、telがあります。まだ健在なのだろうか?
建物はまだ100年以上大丈夫でしょう!

2012年7月20日金曜日

お宝公開!その1 メニュー編 (7)『Pointe Saint-Mathieu』『ポワン サン・マチュウ』

メニューはやはり「海」が主力です。Chef:Philippe Corre 90年夏から秋としてあります。左下には「お子様用」メニューもあります。 width=Bretagne(ブルターニュ)編 その3
Pointe Saint-Mathieu
「ポワン サン・マチュウ」

【1990~2000年頃】
フィニステール(地の果ての県)の最西端はPoint du Raz(ラー岬)とよく言われていますが、何度地図を見てもサン・マチュウの方が僅かに西のような気がします。さらにLe Conquet(ル・コンケ)の方がさらに「地の果て」と、いまだに信じています。用意していただくホテルはル・コンケ。夕食はサン・マチュウが定番になっていました。ル・コンケの最先端のホテルの、さらに海に張り出した部屋の朝の眺めは格別です。

ile d’Ouessant(イル・ド・ウェッサン)に向かう朝一番の船のエンジン音で目が覚め、人より荷物の方が多い出港を上から見送って朝食に降ります。パン屋さんが大量のパンを運び込んだのも見えます。フランスはどこに行っても、田舎でも都会でもパンがうまい!

昼間は人っ子一人いないル・コンケ、サン・マチュウの村も、夜のレストランは地元の人で大賑わいです。「レストラン ポワン サン・マチュウ」の窓からは灯台がすぐです。嵐のために廃墟になったままの教会が「地の果て」を思い起こさせます。

いただくものは、やはりここでも「フリュイ ド メール」になります。ワインは「ミュスカデ」です。ワインを味わうと言うより、時々、口をフレッシュにするには、若々しい「ミュスカデ」がピッタリです。新鮮な、えび・かには、どんなに手を使っても、匂いが全く残りません。

最初は会話が盛り上がりますが、鋏・かにスプーンをバシバシ使い、巻貝を針で取り出す頃には全員無口になります。若い女性でもとてもきれいに食べ、殻も順序良く片付けるのをみると「ムム!なかなかやるな、仕事もシッカリやりそうだな」と感心します。

<次回予告>
「chez la Mère Pourcel」 DINAN
表紙はそのまま窓からの眺めです(画家のサインはB.Morinay)
表紙はそのまま窓からの眺めです(画家のサインはB.Morinay)
メニューはやはり「海」が主力です。Chef:Philippe Corre 90年夏から秋としてあります。左下には「お子様用」メニューもあります。
メニューはやはり「海」が主力です。
Chef:Philippe Corre 90年夏から秋としてあります。左下には「お子様用」メニューもあります。
右ページにアラカルト、こちらもほとんど「海」。右下にデザート ワゴンにのせて持ってきてくれます。
右ページにアラカルト、こちらもほとんど「海」。
右下にデザート ワゴンにのせて持ってきてくれます。
裏表紙にはオーナー・シェフの名前。マダム&ムッシュ フィリップ コレさん。
裏表紙にはオーナー・シェフの名前。
マダム&ムッシュ フィリップ コレさん。

2012年7月13日金曜日

お宝公開!その1 メニュー編 (6)『Belle-Isle-en-Mer “Castel Clara”』『ベリール アン メール “キャステル クララ”』

表紙が美しいBretagne(ブルターニュ)編 その2
ベリール アン メール
「キャステル クララ」

【1992~1994年頃】
絶好のタラソテラピー立地、小さな離島。いただくのは「Fruits de Mer」フリュイ ド メール 全部のせ!「三段てんこもり」です。かに・オマール・手長えび・カキ・二枚貝(なま!)がそれぞれ2・3種類、バイ貝のような巻貝。海藻(フェカス)を食べて見せても、あまり受けません。フランス人には「きもい?」。
狩猟のシーズンにはハンターに会います。チト怖いが、隠れメニューにジビエ?

「ベリール秘話」と「キブロン・カルナック」はメニューを離れて、まもなく別記します。
※「ベル イル アンメール」か「ベリル」か「ベリール」か悩むところですが「ベル イル」の方が分かりやすいようです。

<次回予告>
「Pointe Saint-Mathieu “ポワン サン・マチュウ”」
表紙が美しい。※メニューやホテルのパンフには「Isle」と英語表記です。
表紙が美しい。
※メニューやホテルのパンフには「Isle」と英語表記です。
ほとんど「海」のメニューです。「RELAIS & CHATEAUX」に入ってます。Chef:Yves Perou とあります。
ほとんど「海」のメニューです。「RELAIS & CHATEAUX」に入ってます。Chef:Yves Perou とあります。
左側のページです
左側のページです
右側のページです
右側のページです
裏表紙には「サラ ベルナール」のコメントがあります。この島の魅力を言い尽くして、ディープです。
裏表紙には「サラ ベルナール」のコメントがあります。この島の魅力を言い尽くして、ディープです。
タラソテラピーのリラクゼーション・ルームから見える入り江。
タラソテラピーのリラクゼーション・ルームから見える入り江。

2012年7月5日木曜日

お宝公開!その1 メニュー編 (5)PORNIC 『La Sarranzine』ポルニックのクレープリー 『La Sarrazine』

ポルニックのクレープリー 「ラ サラザン」Bretagne(ブルターニュ)編 その1
PORNIC 「La Sarranzine」
ポルニックのクレープリー 「ラ サラザン」

【1987年頃】
ポルニックに行ったのは「タラソテラピー」です。27年ほど前になりますか。
センター内に良いレストランもありましたが、やはり、ブルターニュでは、お昼に「クレープ・ギャレット」ということで・・・
なんとも便利になった「ストリート・ビュウ」で[28、Rue Des Sables PORNIC]をみると、ちゃんとまだありました。

大きな地図で見る
当時、こんな辺境のタラソまで一人で御勉強に来ていた日本人女性にお会いしたのにはびっくりしました。

<次回予告>
「Belle-ile-en-Mer “ベリール アン メール”」
メニューはまさに「クレープ」してます。
メニューはまさに「クレープ」してます。
開いていくと・・・
開いていくと・・・
左に「そば粉ギャレット」系 右はデザート系 右下はフランベ系
左に「そば粉ギャレット」系
右はデザート系
右下はフランベ系
さらに開くと左下がアイス系 右下は飲み物系 アペリチフからデゼスチフまで
さらに開くと左下がアイス系 右下は飲み物系 アペリチフからデゼスチフまで
価格は、いまや懐かしい「フラン」ですね。
価格は、いまや懐かしい「フラン」ですね。
すでにボロボロ(だからいただけた!)
すでにボロボロ(だからいただけた!)
こんなシードルをいただきました。(カンペール産でした)
こんなシードルをいただきました。(カンペール産でした)
ブルターニュにはシードルが、ほとんど無数というほどあります。どこの街に行っても近くの農園で作られています。味も様々で、開ける度に、いつも新鮮な驚きがあるのはワインと同じです。
私は、このノンアルコール・スパークリングが凄いと思います。
ノルマンディーのシードルと比べると、ブルターニュ産の方が味がしかっりしていると思います。